技術紹介

多様な品種・用途に、
最大360cmの広幅織物でお応えします。
難しい糸の使用や複雑なデザインもご相談ください。

永平寺町の山裾。豊かな自然に囲まれながら、時代の変化に合わせて常に求められる織物を生み出しています。その原動力は、培ってきた技術力と、高品質の維持に取り組む姿勢だと自負しています。

当社が主軸とするのは、最大360cm幅までの生地が製造できる広幅織物の織り技術です。カーテンを中心に、テーブルクロス、シーツなどのインテリア生地を多品種に展開しています。また、婦人服やスポーツ衣料生地、カーシートなどの資材生地の生産も行っています。

多種多様なニーズに応えるための設備として、経糸には二重ビームを採用。異なる性質の糸を送り込むことで異素材複合織物などの製造を実現しています。緯糸は、最大8色まで対応可能で、素材についても綿や麻などの天然素材から、アセテートやキュプラなどの化学繊維まで幅広く扱えます。

今後ますます必要とされる生地の特殊性と多様性が増していく中で、育んできた技術をさらに磨き、安定した品質を生み出す環境づくりに努めてまいります。

主要設備

織機
エアージェット 34台(メーカー:津田駒)
織機の種類
オサ巾 開口装置 緯糸供給 台数
360cm ドビー 4色、8色 4
360cm タペット 2色、4色 5
250cm ドビー 4色 2
230cm ドビー 4色、8色 2
210cm ドビー 2色、4色、6色 21

供給形態

月間生産能力
3,000疋(150,000m)
製品の主な用途
インテリア、婦人衣料、スポーツ衣料、テーブルクロスなど
供給形態
生機、仕上巾(130~360cm)
取扱い素材
ポリエステル、ナイロン、アセテート、レーヨン、キュプラ(ベンベルグ)、絹、羊毛、綿、麻、長繊維、紡績糸、ラメ糸、先染糸など